ゆくゆくは永代供養

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「先祖代々のお墓」は、先祖代々というだけあってほぼ永久的にその家が所有するものです。土地付きで家を購入するのと同じようなことだと言ってもいいでしょう。
納骨堂の場合は、そうではありません。確かに、見た目が違うだけで納骨堂の施設内には一つ一つの遺骨を納める納骨スペースがありますが、そこは永久的に使えるわけではありません。東京の納骨堂は広い敷地の中にいくつかの施設が併設されているスタイルになっていますが、ひとつの施設には個別の納骨スペースが、そして別の施設には合葬用の広いスペースがある、というスタイルになっているのが一般的です。時期が来たら、個別の納骨スペースから合葬のスペースへ移動するというシステムになっているのです。東京の納骨堂に入ると、30~50年間は個別の納骨スペースで過ごし、その後は合葬される、ということになるようです。
「合葬」とはどういうものかというと、文字通りまとめて、合わせて埋葬されることですが、東京の納骨堂でも、別の施設でも、「合わせて埋葬」とはいっても、個別のスペースがないだけでしっかり整然と並べてもらえますし、どれが誰なのかもきちんとわかるようになっていますし、清掃をしてもらったりお経をあげてもらったりすることもできます。要するに、個別のスペースがなくなるだけで、変わらずお世話をしてもらえるということなのです。
もし、東京で天涯孤独の身であり、誰にも供養をしてもらえない「無縁」の人だとしても、最終的にはほかの遺骨とまとめて、合わせてというカタチになりますが、末永く供養してもらえるのです。